バナナカプチーノのアウトプット練習blog

アラフォー共働き子育て中サラリーマンのアウトプットです。

とにかく減らしたい!

断捨離やミニマリストの本についつい手が伸びるのは、自分がメンタル的に疲弊しているサインだなと感じます。気になって読んでみたこちらの本に、「減らす」というワードを見つけて、それが妙に今の自分に響きました。

 

幾度となく手にした断捨離本、ミニマリスト本ですが、単純で影響されやすいので(笑)、とにかく減らしてみよう!と、思い立って古本の買い取りに申し込み、子どもの本と自分の本と、段ボール2箱分を引き取ってもらいました。

 

本以外にも、しばらく「減らす」ことを念頭において生活してみようと思います。何を減らしたいかな?と考えたとき、体重、食べる量、趣味に費やす時間とお金、残業、糖分、アルコール、SNS、…と、いくらでも出てきますね。あらゆるものを減らすことで、管理に費やす時間が削減できて余裕ができそうです。

 

しばらく、この「減らす」をキーワードにしてみようという決意でした~!

おすすめの岩井圭也さん~読了『楽園の犬』~

岩井圭也さんという作家さんをご存じでしょうか。最近は『われは熊楠』で直木賞にノミネートされたりして、着々と人気と実力を蓄えていらっしゃる作家さんの一人だと思います。私も岩井さんの大ファンで、サイン会にも足を運び、直接お話しながらサインをいただいたほどです(笑)。

 

そんな岩井さんの文庫最新刊『楽園の犬』を読みました。戦時中のサイパンを舞台にしたスパイのお話。楽園=サイパン、犬=スパイを指すのですね。第二次世界大戦の日本とサイパンの関係についてはあまり知らなかったので歴史の勉強にもなりましたし、図らずもスパイとして動くこととなった主人公目線での謎解きの要素もあり、ハラハラしながら惹きこまれて一気に読み進められました。そして最後にはやはり感じる戦争の愚かさ、命の尊さ。エンタメとして一気に読ませる作品に仕上げる岩井さんの手腕に脱帽でした。

 

岩井さん、手掛けるジャンルの幅が広いんですよね。一番読みやすいのは、文庫書下ろしシリーズの『横浜ネイバーズ』だと思います(これは横浜版"IWGP"です)。しみじみとした『生者のポエトリー』『夜更けより静かな場所』、がっつり社会派ミステリーの『汽水域』やほの暗い短編集『暗い引力』もおすすめです。個人的に、今もっとも直木賞に近い作家さんだと思っています。

 

 

安定の小野寺ワールド+@?~小野寺史宜さん『ぼくは刑事です』読了~

小野寺史宜さんは新刊が出るたびに買って読んでいる好きな作家さんの一人です。今回の新刊は版元が小野寺さんにはおなじみのポプラ社とのことで、存分にいつもの小野寺ワールドが展開されるのではと楽しみでした。

 

主人公はアラサーの刑事の律。シングルマザーの澄音と付き合っています。澄音の娘、海音との関係も良好。二人の日常や周りの人達とのやりとりが、いつもの小野寺ワールドで淡々と進んでいきます。そして二人が結婚することになったときに、律の刑事という職業がネックになってくるのです。そして澄音がある決断をして…。

 

その後、いつもの調子で穏やかに進んでいくものと思いきや、今作は一歩踏み込んだ展開がありました。ほほう、そうきたか、と。少し意外でした。安心安定の、偉大なるマンネリとも言えるほどのいつもの小野寺ワールドにプラスアルファの要素があって新鮮さも少し感じつつ、一気に読了しました。小野寺ファンには楽しめる一冊だと思います。

韓ドラ『ペントハウス』完走!

相変わらずnoteかこちらのブログかブレまくってますが今日はこちらに。

 

視聴していた韓ドラ『ペントハウス』シーズン3まで全エピソード完走しました!アマプラ会員だけで視聴できるのには限界があり、「アジアPremium」(たしか月額550円)なるものに課金してまで視聴してしまいました…。

 

舞台は超高級な高層マンション。最上階の「ペントハウス」の住人を中心に繰り広げられるドロドロの愛憎劇。カネ、権力、出世、受験、不倫とドロドロの要素全部盛り。ジェットコースターのように敵味方がどんどん入れ替わって、死んだと思った人が実は死んでなかったり、出生の秘密、逮捕されるのにお金を積んで釈放されたりと、もはや何でもアリの展開。それでもなぜか惹き込まれて視聴するのをやめられない、クセになるドラマでした!

 

キャスト陣の演技がまた素晴らしいんですよね。特に目の演技が秀逸。ここぞ、とスイッチが入ったときの、全身から放たれる色気やオーラにも魅了されました。ドロドロの権力闘争の犠牲になるティーン達がこれまた男女ともにかわいいんだ!韓ドラの俳優さん達も少しづつ覚えていきたいと思います。

メルカリ出品~『手放す練習』再読~

今日は家族4人でお昼に焼肉を食べに出かけたGW2日目でした。それ以外は特にイベントごとはなく、家で好きなように過ごします。

 

本日、電子書籍で再読したのはこちら。

 

最近、また紙の本を積んでばかりいたので、影響されやすく飽きっぽい性格が発動して(笑)、この本を読んで、少し紙の本を手放そうと思い、久々にメルカリで3冊ほど出品しました。新しく、話題の本や人気作家さんの本だったので、難なく成約して発送まで完了。少しだけど、手放せてすっきり!紙の本も、買いすぎには注意ですね…。ミニマリストには程遠いけど、断捨離も定期的に行いつつ、モノを持ちすぎないようにしたいと改めて思いました。

映画『密輸1970』視聴

もともとミュージカルがきっかけで韓国カルチャーにも興味が出てきて、いつか渡韓してミュージカルを観たいと思ってます。日本でも手軽に楽しめるのはやはりドラマか映画ですよね。最近見始めたので全然詳しくないですが、映画で気になっていたものがAmazon prime videoで見られるようになっていたので早速視聴しました。

 

70年代の髪型やファッションがノスタルジックで、まだまだ貧しい港町での「密輸」を扱ったお話。まぁびっくりするほど殴り合いのシーンも多いし人も死ぬのですが、テンポよく話も進んで面白かったです。ハマったドラマ『SKYキャッスル』に出ていたヨム・ジョンアはじめ、主要キャストの演技も味わい深く、惹き込まれました。韓国の俳優さん、みんな存在感あって芝居がすごいですよね。この連休に、他の映画も見てみようと思います!

 


密輸 1970
 
 
 
 
 
 
 

読了~阿部暁子さん『金環日蝕』~

GW4日間の休みが始まりました。特に予定もなく、家で過ごしています。そしてそんな過ごし方が全く苦にならない!笑

 

読書は変わらず習慣化してますが、本日読了したのはこちら。

 

阿部暁子さん『金環日蝕

 

あるひったくり事件を目撃した主人公・春風(はるか)とその場に居合わせた男子高校生・錬(れん)のバディもので、2人やその周りのキャラクターもいいなぁと楽しく読み進めていたら、それだけにとどまらない、複雑に絡み合うドラマがあってとても読み応えがありました。

かなり分厚めの文庫でしたが、惹き込まれて2日ほどで一気読み。

テーマは詐欺なのですが、重い内容をとても読みやすいドラマに仕上げられていてとても良かったです。

阿部さんは『カフネ』で本屋大賞を受賞されてこれから注目の作家さんですね。『カフネ』は未読なのでいつか読みたいと思います。