相変わらず本を読んでますが、良かったものは1冊ずつゆっくり語りたいのに、なかなか更新できない~!スマホで指で入力していくのが、なんとも文章が思い浮かばないのですよね。PCのキーボードでちゃかちゃか打ちたい!と思うのは古い世代なのか(笑)。
最近読んで面白かった1冊。新川帆立さんの『女の国会』です。大きな文学賞も獲っていたし、電子で安く買えたので読んでみました。舞台は永田町。ある与党の女性議員の死亡をきっかけに、彼女のライバル的存在の高月という野党の議員・高月の秘書・新聞記者・地方議員の4名の目線から死の真相に迫っていくお話。国会議員、その政策秘書、記者、地方議員の仕事の裏側が細かく描かれているのがまず楽しいのと、女性の連携、男社会への問題提議と新川さんの打ち出したいメッセージが存分に感じられるし、出てくるエピソードもエキサイティングで、エンタメとして存分に楽しめる1冊でした。永田町や政界の細かな描写も楽しく、党内の派閥同士のパワーゲーム、駆け引きも読んでいてスリリングでした。
新川さん、『元彼の遺言状』と東大作家のアンソロジーでしか読んだことがなかったので、他の作品もぜひ読んでみようと思います。これからエンタメ文芸界を引っ張っていく作家さんのおひとりになるんじゃないかと思いました。
新川さんはエッセイを文庫で出しているのも思い出して、『帆立の詫び状 おっとっと編』も読んでみました。こちらは海外生活や好きな鞄や時計、作家の創作活動についてもざっくばらんに書かれていて、新川さんを知るのにとても興味深い楽しい1冊でした。エッセイはもう1冊あるようなので、こちらも読もうと思います。

