村上ワールドに浸る～『騎士団長殺し』残り1巻！
高校が電車の遠距離通学だったので、行き帰りのお供に『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んだのが村上春樹ファンになったきっかけだったと記憶しています。
それから『ノルウェイの森』『羊をめぐる冒険』など定番を一通り読んで、それ以降は新作もずっと読んでました。
この『騎士団長殺し』はハードカバーで読んでなかったので、文庫版をちょこちょこと読んでますが、文庫版は、第1部、2部にそれぞれ上下巻があり合計4冊！ようやく、3冊目の第2部上巻を読み終えました。物語はゆーっくり、ゆーーっくりと進んでいきます…。この第2部上巻でも、最後の最後にキーパーソンの1人と思われる人物に動きがあり…。一体最後はどう着地するんでしょう？
村上作品定番の、クラシック音楽やお酒の描写が相変わらず素晴らしく、比喩も多いですが、読むと、村上春樹を読んだー！という気持ちになります。これがいいんですよね。ハルキストの端くれとして、最終巻を楽しみに読みたいと思います。
